駐在妻-メキシコのお手伝いさん事情 お手伝いさんは必要?
メキシコのお手伝いさん事情 お手伝いさんは必要?
メキシコでは駐在員からメキシコ人まで多くの人がお手伝いさんを雇っています。お手伝いさんのことをムチャチャと呼びます。お手伝いさんにあまりなじみのない日本人にとっては、雇った方がいいのかどうか悩むところです。
私もどうしようか悩みましたが、先に駐在していた夫が雇っていたお手伝いさんにそのままお願いしました。結果、お手伝いさんに来ていただいてよかったです。
今回はそんなメキシコのお手伝いさんについて、
①仕事内容
②見つけ方
③お給料の相場
④注意点
⑤お手伝いさんは必要か?
についてご紹介します。
仕事内容
お手伝いさんの雇い方は様々で、週1日から毎日、掃除だけ、掃除・洗濯、掃除・洗濯・料理、掃除・洗濯・ベビーシッターなど、必要なお仕事をお願いできます。
中には住み込みで働いてくれるお手伝いさんもいらっしゃいます。
我が家では、掃除と洗濯、食器洗いをお願いしていました。
3人子どもがいる日本人家族の中には、毎日子どもが幼稚園から帰宅した後、3時間、お手伝いさんに来てもらい、ママとお手伝いさんと一緒に子どもたちをみたり家事をしたりしているという人もいました。
見つけ方
お手伝いさんは家に入ってもらったり、鍵を渡したりするため、探す際には口コミが一番重要です。
友人や同僚、住宅の管理会社に相談し、紹介してもらうと、信頼の置けるお手伝いさんを雇うことができます。
引越しなどで同じお手伝いさんを雇えない場合、元々のお手伝いさんから信頼できる人を紹介してもらうと、スムーズです。
我が家も、夫の会社の前任の人から受け継ぎました。
友人の中には、友人からの紹介や、同じマンションの人の紹介で決めている人もいました。
お給料の相場
お手伝いさんのお給料の相場は、週一回、掃除だけで200から300ペソ。日本円で1600円から2400円です。
日本では時間でいくらと決まっている場合が多いような気がしますが、メキシコでは仕事が終わったら帰るという形態が多いようです。
我が家では、夫が元々200ペソで雇っていましたが、引越しで遠くなったのと、家が少し広くなったので、260ペソに値上げしました。
そして最終的には洗濯もお願いすることにして交通費込みで350ペソで働いてもらっていました。その辺は、お手伝いさんの通勤費などを考慮しながらお互いが納得のいく形で決定すると良いです。
私たち家族が帯同した後も、洗濯物や食器は増えましたが、同じ値段でやってくださいました。その代わりに、夫だけの時には渡していなかったボーナスを渡すようにしていました。
支払い方法は直接現金を渡すのが普通です。我が家では、は感謝の気持ちを込めて日本のお菓子を一緒に渡しています。
冬のボーナス
年末にはボーナスを支払います。
働きに応じてでいいと思いますが、1-2か月分を通常のお給料とは別に支払うのが良いかなと思います。
我が家では夫が1人の時は、ボーナスのことを知らずに渡していなかったようですが、家族が帯同して以降、お友達からの情報があり、家族も増えやることも増えているのでボーナスをお支払いすることにしました。
支払わないと、たまに向こうから「ないの?」と言われることがあるのですが、お手伝いさんも生活があるので、感謝の気持ちを込めて前もって渡してあげると良いかなと思います。
注意点
お手伝いさんを雇う時の注意点は、信頼できる人にお願いすることです。
変なお手伝いさんの場合、家事が適当だったり、いつのまにか物や食べ物、飲み物が減ってたりすることもあります。
友人の中には、最後に洋服を数枚とられたということもありましたので、最後まで注意が必要です。
また、お手伝いさんはいい人でも、お手伝いさんに鍵を預けているため、お手伝いさんの子供やパートナーが家に来て物をとったりすることもありますので、その点も注意が必要です。
お手伝いさんは必要か?
メキシコの住居は日本と違うため、日本と掃除の仕方が少し違います。
また、掃除機があまり売られていなかったりしますので、現地のお手伝いさんに頼むのがいいかなと思います。
また、お手伝いさんは現地の情報をよく知っているので、「今日は○○がデモで混雑しているから近づかないで」などと情報を教えてくれることもあります。
そして何よりも、週1回ですが家事などの時間を自分や子どもとの時間にあてることができます。
人を家に入れるのに抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、私はお手伝いさんに頼んでよかったなと思っています。
おわりに
お手伝いさんにあまりなじみのな日本人にとっては、雇った方がいいのかどうか悩むところです。
今回はメキシコのお手伝は必要かどうかについて、メキシコのお手伝いさん事情をふまえながらご紹介しました。
お手伝いさんを頼むと、ストレスのたまりやすい海外生活での自分や子どもとの時間が増え、少しでもリフレッシュできると思います。
悩んでいらっしゃる方は、まずはお掃除のお手伝いさんを雇ってみるのをおすすめします。