子育て- 情操教育どんなことをすればいい?本物の器を使うこともおすすめ
子どもを育てていると、学力や成績を上げるためにはどんな教育をしたらよいかということに意識が向きがちです。
しかし、幸せに生きていくためには、優れたものや尊いもの、美しいものを見たときに感動できる豊かな心を育てる「情操教育」もとても大切です。
今回は、「情操教育」とはどんなことをすればよいか、その一つとして、本物の器を使う経験についてご紹介します。
情操教育どんなことをすればいい?本物の器を使うこともおすすめ
「情操教育」とは、優れたものや尊いもの、美しいものを見たときに感動できる豊かな心を育てる教育です。豊かな心とは、芸術的なものを見たときに感動するだけの心ではなく、周りの人たちへの思いやりや共感する心なども含まれます。
我が家では、乳幼児期の子どもたちへの教育において、最も重要視している教育です。
読み書き計算などの目に見える教育は就学前ぐらいから始めればいいかなと思っており、それよりも乳幼児期には情操教育に力を入れています。
例えば、周りの人たちと共に時間を過ごしたり、植物や昆虫、動物などを観察したり飼育したり、美しい話や絵がある絵本を読んだり、美しい音楽を聴いたり奏でたり、美しいものを見たり触れたりすることです。
その中で、「本物」に触れることも大切にしており、今回は本物の器を使うことについてご紹介します。
なぜ本物の器を使うことが大切か
小さいころから、陶器やガラスなどの本物の器を使うことにより、子どもが自然に食器を大事に使うようになったり、美しさや質感を肌で感じることができるようになったりします。
子どもが小さいと、どうしても割れるのではないかと思い、陶器やガラスの器を子どもに使わせることをためらうこともあります。
しかし、我が家では、大人と同じように子どもに割れる陶器やガラスの器を使わせます。
陶器であれば、丁寧に扱うことを学んだり、割れてしまっても陶器は割れるということを学んだり、口に付けたり手で持ったりしたときの冷たさや硬さの感覚を感じたりすることができます。
モンテッソ―リ教育でも、本物の器を使うことを大切にしています。
大人になってからも丁寧に扱うということを頭で学ぶことはできますが、感覚を身に着けることは簡単ではありません。幼いころに体で身に着けたことは一生の財産になると思います。
実際に、幼いころから割れる食器を使っている子どもは食器や物を大切に扱うことができるようです。
おすすめな子ども用の器
ノリタケの子ども用食器「ライトステップ」
日本製で安心して使えます。絵柄がなんともかわいく、見ていると心が安らぎます。
実はこの「ライトステップ」は、従来の磁器よりも丈夫な磁器を採用されており、割れやすいようです。
本物は使わせたいけど、本音では割れると処理が大変...
そんなパパやママの気持ちをしっかりと受け取って作られた食器です。
ルクルーゼベビー
あのルクルーゼから販売されているベビー用の食器です。
出産祝いやお食い初めの食器としても人気です。
かわいらしいことはもちろん、食洗器や電子レンジも使える優れものです。
FUNFAM 竹食器
陶器やガラスの食器をおすすめしましたが、実は私が一番おすすめしたいのはこの竹の食器です。
我が家の子どもたちは2人とも離乳食のときから使っています。
陶器やガラスは離乳食を始めたばかりの子どもには重いですが、こちらはとても軽く、デザインも美しいです。
電子レンジや食器洗浄機が使えませんが、手乗りの良さやデザインの美しさに勝るものはなく、我が家では5歳の子どももまだ愛用しています。
本物の器を使いたいけど、陶器やガラスは重いな、子どもが投げるのが好きでケガをするのが危ないなと感じる方は、ぜひこの竹の器を使ってみることをおすすめします。
おわりに
今回は、「情操教育」とはどんなことをすればよいか、その一つとして、本物の器を使う経験についてご紹介しました。
ぜひ、子どもに幼いころから本物の器を使わせて、その質感や重さを肌で感じさせてあげることをおすすめします。