子育て - ドルトンスクール 名古屋 プレスクール スプリングセミナー
ドルトンスクール名古屋のプレスクールにおいて、
我が子が春の短期コースを受講してきましたので、ご紹介いたします。
子育て - ドルトンスクール 名古屋 プレスクール 短期コース
ドルトンスクール名古屋校は、我が子の保育園や幼稚園に入園させるときに興味を持ったプレスクールのひとつです。
見学や説明会に参加させていただいた際、教育方針や教育環境をとても魅力的に思い、
ぜひ通わせたいと思ったのですが、家が遠方のため諦めました。
しかし、その後も短期コースがあれば通わせたいなと思っていたところ、
春の短期コースのお知らせをいただき、3日間通わせることができました。
幼児コース(3才~5才)と小学生コース(新小学1年生~3年生)のコースがありました。
我が子は幼児コースに通わせました。
幼児コースも年少、年中、年長で分かれていました。
短期コースのため、半日が3日間で、アフタースクールや本プログラムを検討されていらっしゃる方の体験としてもよいコースだなと感じました。
ドルトンスクールが大切にされていること
自由と協同を掲げていらっしゃいます。
先生からの保護者向けの説明会においては、
自分で解決する方法を考えることを大切にしており、
先生は答えやヒントをなるべく言わないようにしている。
結果ではなく、その過程を重視することを大切にしているという説明がありました。
短期コースの概要
幼児コースは、午前か午後の半日ずつ、3日間のコースでした。
午前か午後かは、申し込みの際に選択することができます。
午前は、9時半~11時50分。午後は、13時半~15時50分でした。
費用は3日間で22,000円。
我が家の懐事情からすると、決してお安い受講料ではありませんが、
幼いうちから経験を積ませたい、教育への投資だ!ということで通わせることにしました。
3日間通わせてみて、大変満足しています。
1日の授業は、教科、ラボ、フリープレイの3つに分かれていました。
教科
今回のコースの教科は、プロジェクト、アート、サイエンスの3つがあり、それぞれ担当の先生がいらっしゃい、授業を構成されているようでした。
プロジェクトでは、身近な材料を使って、動くおもちゃ作りをしてきました。
磁石を使い、磁石に付くもの、つかないものなどを試したり考えたりしながら、それらを使って工作をしてきました。
アートでは、様々な感触を持った素材を構成して紙に貼り、それをフロッタージュという技法で写し紙をあててクレヨンで写した作品を作ってきました。
サイエンスでは、ゴムの「伸びる」「縮む」「ねじる」という3つの特徴を試した後、ぴょんぴょんカエルや動くおもちゃを作ってきました。
ラボ
ラボとは、知能因子の3次元的な構造モデルに基づいた独自のプログラムで知的能力を伸ばしてく授業だそうです。
内容は、①図形②記号③意味の3つに分かれており、教材は先生の手作りのものでした。知識を頭に叩き込む授業ではなく、考える力を伸ばす授業でした。
①図形は、今回は「はめこみ板」という教材で、いろいろな図形をうまく組み合わせて、正方形の枠にはめ込んでいくもの。45分間で様々なレベルの教材に取り組んでいたようです。
②記号は、今回は「見通し着せ替え」という教材で、示されたカードと同じになるように、手持ちのカードの重ね方を考えていくというもの。大人でもしっかり考えないとできないような内容でしたが、子どもも考えながら集中して進めていくようです。
③意味は、今回は「意味カルタ」という教材で、読み札はなく、出されたお題に合うものは何でもとっていいというもの。一般的なカルタは、とれるカードは1枚ですが、このカルタは、例えば「飛ぶもの」というお題が出れば、飛行機、鳥、ちょうなど飛ぶものは全てとれます。カードをとったあとは、子どもたちも順番にお題も出すそうで、なるべく多くのカードがとれるお題を出すとポイントがたくさんもらえるそうです。
フリープレイ
フリープレイでは、教室に様々なコーナーがあり、自分の好きな遊びをする時間だそうです。コーナーは、各年齢の発達段階や特徴に応じて設定されているそうです。
おままごとや、電車、レゴ、様々な大きさのブロックなどがあるようです。
おわりに
今回は、ドルトンスクール名古屋のプレスクールにおいて、
我が子が春の短期コースを受講してきましたので、ご紹介いたしました。
これからの時代に必要な「考える力」を伸ばしていく教育方針や、
少人数での教育(短期コースは3~4人に先生が1人)に大変魅力を感じました。
全日制に中々通わせられない方でも、アフタースクールや短期コースもありますので、ぜひ受講されることをおすすめします。