子育て-読書記録 『非認知能力の育て方』
本から得られる知識や情報は深いものが多いので、なるべく本を読むようにしています。
今日はボーク重子さんの
『非認知能力の育て方』を読みました。
福島県出身、アメリカで出産しキャリアを積み上げながら1人娘を育てているボークさんが、ご自身の子育てを中心にして書かれた本です。
非認知能力とは、
テストの点数のような数値では表せない、
実際の生活の中でこそ身につけていける
豊かな『人間力』と『生きる力』のことです。
日本では、2020年の教育改革でこの能力を伸ばすことに注力していく方針が言及されています。
ボークさんが子育てされたアメリカでは、
非認知能力を育むシステムに関しては世界に先駆けて取り組み始めた国だそうです。
ボークさんは本の中で、
①家族でルールを作り実践すること
②親子で対話することでコミュ力を高めること
③遊びで問題解決能力を伸ばすこと
④子も自分も受け入れ自己肯定感を育てること
⑤好きを見つけること
の重要性を書いていらっしゃいます。
非認知能力を高めるために、
実際に家庭でどのように子どもに接するとよいかが、経験談を踏まえてわかりやすく書かれており参考になりました。
私は子育てにおいて、なるべく子ども主体で育てたい、幼児期は遊びをたくさんさせたいと考えていたので、その思いを後押ししてくれる本でした。